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昨年は、ギリシャ危機からはじまった欧州の債務危機の影響で、 新興国の株価市場も低迷を余儀なくされ、 新興国株投信も全体的に運用成績が芳しくなく、 騰落率がプナスとなったのは2本だけだったとのことです。
運用成績が芳しくないこともあり、 各投信からは資金の流出も続いているようなのですが、 インデックス型の新興国株投信は資金流入増となっているのだそうです。
その背景には、若い世代の投資家が、 長期的な資産形成のために積立で低コストの インデックス型投資信託を購入していることがあるようです。
日本の投資信託購入者のメインは、 年金世代の方々で、そういう方々は分配金を目当てとして、 分配金がある投資信託を購入するので、 日本においては分配型投資信託が注目されることが多かったのですが、 その陰で、若い世代の方々はインデックス型投信をコツコツと積立てて 資産形成をするという動きも育っていたようで、 個人的にはうれしい動向です。
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2011年は世界の株式市場ほとんどすべてが苦戦した1年でしたが、とりわけ新興国の株式は下落に悩まされました。
追加型株式投資信託のうち新興国株式に投資を行なう投資信託で1年以上の運用実績があるもの2011年12月末時点で278本ありました(ETFと、確定拠出年金・SMA口座など専用投資信託は除外、純資産規模での限定はしない)。その中で最も運用成績が良かった「アムンディ・インドネシア ファンド《ガルーダ》」(アムンディ)でも1年の騰落率(税引き前分配金込み)はプラス3.7%、続く「オーロラファンド タイ投資ファンド」(野村アセット)がプラス1.7%で、マイナスでは無かったのはこの2本だけでした。
一方で、注目したいのは、前回取り上げた「インデックス投資」の対象となるような、低コストの投資信託が上位30本の中に5本も入っており、Top10にも2本ランク入りしていることです。6位の「eMAXIS 新興国株式インデックス」(三菱UFJ投信、資金増加額は1年で53億円)と、8位の「STAM 新興国株式インデックス・オープン」(住信アセット、同23億円)がその代表格です。
このような低コストのインデックス運用の投資信託は、若い投資家が自分の資産形成をするために毎月積み立てのように購入したり、安くなった(下落した)タイミングで追加投資をするなど、長期保有を前提とした使い方をする投資家が多いようです。
(読売新聞 - 2012年1月19日) ---------------------------------------------------------------
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